プレースタイル

選手のプレースタイルってどう違うのか?よくわかりませんよね。

 

私もあまり気にしていなかったのですが、いつ頃からかわかりませんが、以前よりプレースタイルの特徴が強く発揮される様になっている気がします。

 

公式の攻略メモにも「クオリティが上がる」みたいな事が掲載されていて、戦術的にも重要性が高くなっているのでは?と思い、いくつかのプレースタイルについて考えてみました。

 

まずは、皆さんお馴染みの「ラインブレイカー」から、説明には「裏へ抜ける動きをします」とあります。

実際にじっくり観察してみると、ボールを奪ってマイボールになると、相手のディフェンスラインの裏に走り込む動きを行います。

 

パスがすぐに出てこない場合でも、相手のCBの背後をいつでも突ける様に、ラインのギリギリにポジショニングしているので、スルーパスが通れば決定機に直結する反面、足もとに縦パスを入れたい場合などは、カットされるケースも多いです。

 

どちらかというと、カウンター向きですが、ポゼッションでも強いです。

 

ただ、トップ下がいないフォーメーションで中央から攻撃したい場合、1トップの選手が縦パスを受けて起点になる事が求められるので、上手く機能しないケースもあったりします

 

2番目は「ポストプレイヤー」、説明には「前線でくさびのボールを受けられる位置に動いて、攻撃の起点を作ります」とあります。

 

「ラインブレイカー」と真逆ですね。

 

マイボールになると、最前線の位置からバイタルエリアに降りて来て、縦パスを確実に収めてくれます。

日本代表の大迫選手みたいな感じでしょうか。

 

このパスを受ける動きというのは、戦術によっては「ラインブレイカー」持ちの選手もやってくれるのですが、受けてはたいた直後、ゴール前のスペースにダッシュで駆け上がる「ラインブレイカー」と違って、少しの間バイタルエリアに留まって、周囲の選手が飛び込むスペースを空けていてくれます。

 

なので、自分が決める!という感じではなく、BBC時代のレアル・マドリーでのベンゼマみたいにクリスティアーノ・ロナウドの為に、ゴール前のスペースを空けておくという感じですね。

 

最後は、「ボックスストライカー」です。説明には「動き回らずに中央でボールが来るのを待ちます」とあります。

 

一番分かりづらい動き方かもしれませんね。

 

プレーを観察していると、頻繁に下がったり裏抜けを狙ったりせず、ドーン!と最前線で構えている様なポジショニングをします。

 

縦パスの受け方も、「ポストプレイヤー」みたいに下がって受けて、ゴール前のスペースを空けるのではなく、相手のCBを身体で抑えながら、その場で受けてターンしてシュート!みたいな動きが多いです。

必然的に身体的な強さが求められるので、軽量級の選手では務まりません。

 

あと、基本的にゴール前に構えているので、「ボックスストライカー」持ちの選手にラストパスが集まります。

つまり、ボックスストライカーの能力の高さが勝敗に直結する事になるので、イブラヒモビッチルカクジエゴ・コスタの様に強靭なフィジカルを備えた選手を使うのがベストかと思います。

 

それと、決してポストプレーやラインブレイクをしないワケではなく、頻度は下がるものの、ちゃんとしてくれますので、安心してください。

 

最後に、組み合わせについてですが、ファーストトップに「ラインブレイカー」や「ボックスストライカー」を配置するのなら、セカンドトップやウイングには「チャンスメイカー」を、逆にファーストトップに「ポストプレイヤー」を配置する場合は、セカンドトップに「ラインブレイカー」や「2列目からの飛び出し」、ウイングには「ウイングストライカー」の選手を組み合わせるのが良いと思います。

 

そんな都合よく欲しいプレースタイルの選手を配置出来ないよって場合は、軸となる選手のプレースタイルを設定したら、それと合わないプレースタイルはオフにした方がいいと思います。

 

たまに、 2トップで両方とも「ラインブレイカー」みたいなチームもありますが、あまり効果的とは言えませんね。

 

まあ、あまり固定観念に縛られすぎるとダメな気もしますので、自分なりに考えながら様々なプレースタイルを試してみるのも面白いのではないでしょうか。

 

個人的には「インサイドレシーバー」や「インナーラップサイドバック」などを早く試してみたいなと思っています。