ショートカウンターを攻略 Vol.1
マネージャーズカップでの対戦でもよく見かけるショートカウンター。
今回はこのショートカウンタースタイルのチームに対して戦術的にどうすれば勝率を上げる事が出来るか考察してみたいと思います。
対戦相手のサンプルとして協力してもらうフレンドさんのチームがこちら。
総合値は特性込みで979
フォーメーションは4-1-2-3
カウンター
ショートパス
攻撃エリア中央
アグレッシブ
という王道の設定。
このチームに対抗するべく、用意したのがこれ。
総合値は特性込みで989とほぼ同じ。
フォーメーションは4-2-1-3
ショートパス
カウンター
攻撃エリアサイド
リトリート
セーフティ
この設定の狙いですが、そもそもカウンタースタイルのチームというのはディフェンスラインの背後を突くランニングと背後へのパスというのが肝になっています。
そこで、背後のスペースを消すべくリトリートに設定しつつ、プレス時に無闇にポジションを崩さないようにする為にセーフティにしました。さらに、最終ラインを低く設定し、徹底的にスペースを消す作戦です。
ショートパスによる攻撃に対してもコンパクトネスを狭くし、追込みエリアを中央にする事で守備の網に引っかかりやすい様にしてみました。
フォーメーションについて
相手の3トップに対して4バック、2枚のインサインドハーフに対してダブルボランチとミスマッチが起こらないように配置しています。
攻撃の設定について
相手チームはフォアチェックでラインは高め。さらにアグレッシブに設定していてボールを持っている選手にどんどんプレスしてくるのを逆手に取って、DFラインの裏をガンガン突けるようにカウンターにしてみました。CF1枚とWG2枚でサイドから相手の高いラインの裏を徹底的に狙う作戦です。
その他の設定
サポート距離 近い
攻撃人数 普通
追い込みエリア 中央
コンパクトネス 狭い
守備人数 普通
似たようなフォーメーション、3トップによるカウンターとほぼ同じ総合値。
果たしてどのような結果になるのか楽しみですね。
気になる結果はというと
10戦してみたところ、10勝0敗という思ってもみない結果になりました。
得点:27対2
シュート数:64対26
という内訳でした。
10戦とサンプルとしてはやや少ないものの、総合値がほとんど同じチーム相手にこれだけ大きな差をつけての10勝というのは充分に価値があるのではないかと思います。
実際に試合を見ていても、こちらが低く構えている守備ブロックに無闇に突っ込んではボールを奪われ、高いラインの裏に走る両ウイングに次々とスルーパスを通されて失点というパターンが完全にハマっており、負ける気がしませんでした。
相手のカウンターを抑える為にリトリートにプラスしてラインを低く設定し、ショートパスによる攻撃に対しては、中盤を完全にマッチアップするポジションに配置しつつ、コンパクトネスを狭くする事で、中央からの攻撃を寸断する事に成功しました。さらに、セーフティにした事によって3トップがカウンターに備えたポジショニングをしますので、こちらのカウンターの威力アップに繋がったのではないかと思います。
とは言いつつ、相手チームの詳細な設定がどうなっているかわかないため、このやり方が全てにおいて当てはまるワケではない事もわかっています。
ですが、全く参考にならないという事もないと思いますので、ショートカウンター型のチームに対して、リトリートでスペースを消し、相手の良さを出させないという戦い方も有効だと思いますので、みなさんも自分なりにアレンジしてみて下さい。
